話は設計段階にさかのぼります。
今回は、設計段階におけるプレゼン前の取り組みの一例をご紹介いたします。当社では、プラン提案の前段階から、お客様の暮らしにしっかり寄り添う家づくりを心がけています。その中で特に重要なポイントは、「敷地調査」と「お客様のニーズの把握」です。敷地調査事前調査について現地調査の前に、できる限りの敷地情報を収集し、事前調査のチェックリストを作成しています。例えば以下のような情報を活用します：ストリートビュー・周辺環境の航空写真・年間の気象データ（気温・湿度・降水量など）これにより、現地調査時に注目すべきポイントを事前に整理しておくことができます。敷地調査ではアプリ「Sun Seeker（サンシーカー）」を活用し、太陽の動きを確認。また、現地までの駅からの道のりや周辺環境を「五感」で感じ取ることも大切にしています。騒音やにおい、風の流れ、光の入り方など、図面では読み取れない情報を肌で感じることが、より良い提案につながります。