
上棟工事に入る前には、いくつかの大切な工程があります。
まずは、基礎天端に土台用の墨出しを行い、その後に基礎パッキンを設置し、最後に土台を据え付けます。
今回の現場では、床下を外気とみなす計画のため、「基礎パッキン」を採用しています。下の写真は、基礎パッキンを設置している様子です。
床下空間を利用しない仕様のため、今回の断熱工法は「床断熱」を選定しています。
この場合、断熱材、土台や大引きなど、建材同士の接合部分の精度が求められます。こうした部位の施工精度は、住宅の気密性能に大きく影響するため、非常に重要です。
一方、床下を屋内空間として活用する場合には、「防蟻・防湿のためのシート」と、「気密・防水のためのパッキン」を挟み込みます。
「集いの家」のブログもご参照ください。https://fukuyasu.co.jp/blog/3000/