鉄管の給水管を交換

(愛称)「丘の上の家」では、鉄管の給水管が施工されていました。鉄管は耐震性に優れ、強度は十分なので、築30年くらいの住宅で使われている定番の配管です。でも、耐用年数は15~20年くらいともいわれており、サビによる劣化が心配な素材です。

鉄管の給水管

鉄管が劣化してくると、錆が出て赤水が出たり、小さな穴が開いて漏水する心配が出てきます。

鉄管のサビ

(愛称)「丘の上の家」の鉄管も、よく見ると継ぎ目部分などにところどころ錆がみられました。改修前には漏水もしていないし問題なく使えていたのですが、この先また30年暮らし続けることを考えると、新しく配管しなおしておいた方が安心です。

(愛称)「丘の上の家」では、床をはがしたこの機会に、水道メーターのところから建物の中まで、全ての給水管を配管しなおすことにしました。

給湯器

給湯器までの配管も全て交換します。

ついでに、製造から13年経っていた給湯器も、この機会に高効率のエコジョーズに交換することにしました。

予算を決めて「ここだけは」と思った内容で改修工事の計画をすることが多いですが、長い目で見ると、一緒にやっておいた方が良い工事はいろいろあります。計画時、そして工事が始まってからも、どこまでやることが最善なのかを、お施主様と一緒に考えながら計画を練り直していきます。

ポリエチレン管

鉄管の給水管はすべて、ポリエチレン管に交換されました。比較的熱や振動、化学物質などにも強く、近年の新築やリフォームの際によく使われている給水管です。

洗面台用水栓

洗面台用の給水管、給湯管、そして排水管も、新設する洗面台の位置に合わせて取り付けられました。

洗濯機用水栓

洗濯機用水栓は、洗濯機の背面から側面へ、高さも少し高めの位置に移動させました。ポリエチレン管は自由度が高く、好きな位置への変更もしやすいです。

2階のトイレも含め、家の中の給水管はすべて新しくなりました。これでしばらくは安心です。

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