(愛称)「丘の上の家」にて、1階の解体工事が始まりました。外壁を残して、内側の天井・壁・床を壊していきます。

天井や壁を壊す前に、まずは建具や設備を取り外していきます。室内のドアは出入りのじゃまになるので、真っ先に取り外されました。キッチンは、ガス屋さんと水道屋さんに設備を外してもらってから解体します。

キッチン、ユニットバス、洗面台やトイレなどの設備の取り外しが完了したら、壁と天井を壊していきます。

1階の壁と天井を、ほぼ解体し終わったところです。だいぶ家の中の見通しが良くなりました。

天井と壁の解体が終わったら、最後に床を解体します。床材をはがすと一気に足元が悪くなるので、気を付けて作業しないと危ないです。
(愛称)「丘の上の家」では、床の根太は取り外さず再利用する計画です。幸い、目立った腐食もなかったので、予定通り根太を残して解体を進めました。

解体で出たごみは、いったん駐車場に置かせていただきました。捨てるだけのものですが、几帳面にきっちり積み上げられています。こんなところにも大工さんの性格が出ていますね。
家庭ごみも産業廃棄物も、体積を減らすと運搬の手間や回数を減らせるので、CO2削減・環境負荷低減につながります。ごみの分別・資源化だけでなく、コンパクトにまとめることもふだんから意識して行いたいことのひとつです。
この後、廃棄物の運搬・処分業者さんにコンテナトラックでごみを引き取りに来てもらいます。建設業で出る廃材は、廃棄物が適正に処理されているかを確認するためにマニフェスト伝票を作成して管理しています。