へりなし薄畳

皆さまのお家には、畳のスペースはありますか?

和室というほどしっかり作らなくても、小上がりやフローリングの続きに少しだけ寝転がれる畳が欲しいなどの要望から、畳スペースという作り方をするお家も増えています。そんなときに活躍するのが「へりなし畳」です。畳の縁に色や柄の入った「へり」をつけないので、シンプルなデザインで和にも洋にも溶け込みます。

へりなし畳

(愛称)「これからを楽しむ家」の2階には、へりなし畳を6枚使ったお部屋があります。スッキリとした印象のきれいな仕上がりとなっています。

薄畳の見切り

畳というと55㎜または60㎜の厚さのものが多いですが、(愛称)「これからを楽しむ家」では、通常の畳より薄い15㎜の厚さの薄畳を採用しました。薄畳を設置するスペースの境界には、杉材の見切りを設置しています。

無垢のフローリング

部屋の両端は無垢のレッドパインのフローリングスペースとなっていて、畳スペースとつながる計画となっています。

バリアフリー

今回使用した薄畳は無垢のフローリングと同じ厚みなので、施工時に段差解消のための工事を特に何もしなくても、バリアフリーな一体空間として使うことができます。

畳の床は、フローリングに比べて吸音性能や断熱性能が良いので、静かにくつろぎたい場所にピッタリな建材です。

へりなし薄畳

6枚のへりなし薄畳が、見切りの内側にぴったり納まりました。フローリングとは違う、趣きのある落ち着いた空間がとても居心地良さそうです。

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