(愛称)「これからを楽しむ家」の”雨樋(あまどい)”が取り付けられました。一般的には、”雨樋”のうちの横に設置するものを”軒樋(のきどい)”、縦に設置するものを”縦樋(たてどい)といいます。”縦樋”は”竪樋”と表記することもあります。
屋根に降った雨を集めて受け止めるのが”軒樋(のきどい)”です。傾斜をつけて、”縦樋(たてどい)”へと流れるように設置します。
(愛称)「これからを楽しむ家」のまわりには落葉樹が多いため、軒樋に落ち葉が溜まってしまう心配があり、”落ち葉除け(おちばよけ)”も設置しました。通常は、半丸型や箱型で上部が開放されている軒樋を使用することが多いです。
屋根には雪止めの金物が設置されています。屋根に積もった雪がまとまって滑り落ちると危険なので、わざと引っかかるようにつけているのです。
でも、落ち葉は地面に落ちてくれた方が助かります。落ち葉で雨樋が詰まってしまうと雨水があふれて外壁の汚れや劣化につながってしまうからです。そこで、雨水だけをしっかり取り込めるように工夫された”落ち葉除け”を設置することになりました。
軒樋は、雪や台風にも耐えられるように、屋根勾配に合わせて固定金具でしっかり固定します。
軒樋で集められた雨水は、”縦樋(たてどい)”を通って雨水桝へと流れていきます。
外壁の汚れや躯体への雨水の進入を防ぐためにも、雨樋はしっかり機能するように設置したいものです。