(愛称)「居ぶくろはうす」の玄関土間は、洗い出し仕上げとしました。
玄関土間のコンクリートの上に、下塗り材として接着成分のある液体を塗り、その上から砂利の混ざったセメントを流し込しこんでいきます。
セメントが固まる前に、中の砂利が浮き出てくる様に、表面のセメントを水で洗い流していきます。左官屋さんによる、昔ながらの洗い出し工法です。
洗い出しの玄関土間が完成しました。コンクリートの打ちっぱなしよりも、素朴で味わい深い雰囲気の玄関土間に仕上がっています。
こちらの玄関土間には、特殊なブロードカラーセメントと天然石の、ストーンフィーネという材料を使っています。人にも環境にも優しい無機の材料なので安心です。洗い出しの新工法として、ほとんど水を使わない方法で仕上げられました。耐候性も強く、年月が経つにつれ味わいの増す仕上げとなっています。
玄関の外のポーチ部分はモルタル仕上げ。切り込みのラインがいい感じに入っています。
玄関ポーチの周りに白砕石が敷き込まれ、茶色い土のときとはだいぶ印象が変わりました。
これで雨の日もドロドロの土に悩まされずに玄関までたどり着けそうです。外構も整えられ、完成間近となっています。