間仕切り壁

(愛称)「居ぶくろはうす」の”間仕切り壁(まじきりかべ)”は、木下地に石膏ボードを張って作られました。”間仕切り壁”は文字通り、空間を仕切るための壁です。構造上重要ではない壁であれば、厚さなども自由で、あとから壊すことも自由にできます。

木下地

今まで柱だけだったスペースに、壁の下地となる木材が立てられました。石膏ボードのサイズに合わせて横方向にも木材が組まれています。

ここは収納スペースとなる計画なので、ハンガーパイプを設置する予定のところにも、下地を入れておきます。

石膏ボード

木下地の上に、両面から石膏ボードを張っていきます。外気に接するわけではないので、断熱材は不要です。

収納スペース

石膏ボードを張ると、空間が仕切られて一気に”部屋”らしくなりました。(部屋といっても収納スペースですが。)

界壁

(愛称)「居ぶくろはうす」は、賃貸長屋住宅なので、お隣さんの部屋との境界になる壁もあります。

この写真の右側の壁は、隣の住戸との境界となる”界壁(かいへき)”といわれる壁です。住戸内の間仕切り壁とは違って、防火性能、遮音性能などが求められます。工事の都合上、まだ閉じていない部分がありますが、この後、吸音材としてグラスウールを充填し、石膏ボードで壁を作ります。

耐力壁

間仕切り壁の中には、”耐力壁(たいりょくへき)”といわれる構造上重要な壁もあります。上の写真の間仕切り壁は、”筋交い(すじかい)”が左右から入っている耐力壁です。地震や風などで家が横方向の力を受けた時に、ゆがまないように支える大事な役割を持っている壁です。将来、リフォームをするようなときにも、耐力壁は壊さないように計画する必要があります。

石膏ボードを張ってしまうと全部同じ”壁”に見えますが、役割によって内側はいろいろ違う造りになっています。

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