(愛称)「集いの家」の外壁は、柱間に断熱材を充填する”充填断熱(じゅうてんだんねつ)仕様”です。マグイゾベールの”イゾベール・コンフォート”という高性能グラスウールを使用します。
現場には、このような断熱材の入ったパックが大量に積まれ、家中の外壁に順番に充填されていきます。
袋を開けると、中からふんわり&しっかりした弾力のグラスウールが出てきます。原料に85%のリサイクルガラスを使用した、熱伝導率0.035W/㎡Kの高性能グラスウールです。外壁の4寸柱の太さ120㎜と同じ厚みの断熱材でしっかり断熱層を作っていきます。
外壁には、制振ダンパーが取り付けられているところもあります。こういうところは、断熱材を半分に割いて、ダンパーの向こう側とこちら側の2層に分けて充填します。
制振ダンパーは断熱材に埋もれて見えなくなりました。
換気扇やエアコンなどの貫通孔があるところは、断熱材に孔を開けて充填します。
スリーブ(貫通筒)の周りにも隙間が無いようにしっかり断熱材を入れ込みます。
吹抜上部の壁も、小屋裏(機械室)の壁も、しっかり断熱材が入りました。
外気に接する壁のすべてに断熱材を入れて、切れ目のない断熱層を作ることで、冬あたたかく夏涼しい高断熱な家になります。
断熱材を充填したあとは、室内側にしっかり防湿気密層を作り、高気密高断熱住宅に仕上げていきます。