(愛称)「集いの家」の外壁に”透湿防水シート”が張られ、家の壁が一面銀色になりました。
永く住み続けられる長寿命の家とするためには、躯体の劣化を防ぐためにこの”透湿防水シート”が欠かせません。外からの水分が壁体内に浸透して躯体が腐敗するのを防ぎ、中からの湿気は外に逃がすという大切な役割を担っています。
外壁に貼ってある銀色の透湿防水シートは、透湿・防水だけでなく、アルミのコーティングがしてあることで夏の日射熱を反射し、冬は室内からの熱放射を防ぐことができる優れものです。紫外線や熱にも強く、耐久性の高い透湿防水シートです。
窓まわりには両面の防水テープを貼っておき、透湿防水シートを下の方から順にタッカーで重ね貼りをしていきます。もし雨水などが入り込んでも外に排出されるようにするため、シートを上に重ねていくという順番がとても大切です。
防水シートのつなぎ部分(縦に重なるところ)は、防水テープで貼り合わせていきます。
屋根には、屋根用の透湿防水シートを施工しています。透湿・防水性能が高いのはもちろん、表面にはすべり止め加工がしてあり、軽くて割裂強度が高いなど、施工しやすい点にも優れています。
この湿気は通すけれど水分は通さないという魔法のような”透湿防水シート”で家中をぐるっと囲んだら、その上に通気層と外装材を施工していきます。