(愛称)「集いの家」の”建て方(たてかた)”が行われました。プレカットされた柱や横架材など、家の骨組みを一気に組み立てていきます。
この日は天気が良くて、とても空がきれいな日でした!
1階部分に、大きく斜めに木材が取り付けられているのが見えますでしょうか。これは、建てている時に家がゆがまないように取り付けられた”仮の筋交い(すじかい)”です。垂直な柱だけだと横からの力に弱いので、横からの力を受ける構造材を施工するまでの間、このように仮止めをしておくのです。
1階の骨組みができたところで、柱が垂直に立っているかを垂直測定器で確認します。
メモリを見て、垂直に立っていることを確認します。もし少しでも傾いているようなら、上の階を建てる前に補正して、固定しなくてはなりません。
垂直が確認できたら、”仮の筋交い”を打ち付けて固定します。この”仮の筋交い”は、外壁の構造用面材や間柱、本物の筋交い、構造用金物などを取り付けた後は、必要がなくなって外してしまうものです。それまでの間、家がゆがまないように支えてくれる大事な存在なので、すこし邪魔ではありますが、大切にしたいと思います。
上の階で使う木材は、クレーンで運び上げます。木材は、使うエリアごとに順序良く分けてまとめてあり、効率よく作業できるようにしてあります。
2階にも仮の筋交いが取り付けられました。片流れの屋根となる家の形がなんとなく見えてきています。この日は屋根の完成まではたどり着けませんでしたが、幸いこの後も天気は崩れなかったので良かったです。大工さんたち、お疲れ様でした。