上棟後の木工事と開口部検討のポイント01

上棟後は、構造部分と外部の雨仕舞を中心に、木工事を進めております。それと並行して、「開口部(窓・玄関ドア)」の発注準備も進行中です。開口部の仕様については、お客様と一緒に最終決定をしていますが、その提案に至るまでには、1カ所の窓につき、約20項目もの要素を事前に検討しています。これらの検討項目は、大きく以下の3つの視点に分類できます:

1. 構造的な強さ

建物の外観は、外壁と開口部によって構成されます。

しかし、開口部は耐力壁を削ることにもなるため、

開口部以外の部分で必要な構造強度をしっかり確保することが重要です。

2. 機能性

開口部がもたらす機能には、以下のようなものがあります:

通風・採光(日射)・外の景観を取り込む眺望性

これらの機能のどれを優先するのか、お客様とじっくり打ち合わせを重ねながら検討していきます。

3. 意匠性

意匠性においては、室内から見たときのデザイン性や外観から見たときのバランスと美しさ

どちらを重視するのかを見極めながら、開口部の配置やサイズ感を検討しています。

これは、空間全体の「雰囲気(住み心地)」を左右する重要なポイントです。

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