(愛称)「これからを楽しむ家」の石膏ボードを張る前、壁の下地の様子を紹介いたします。
福安工務店では、石膏ボードの下地として”胴縁(どうぶち)”を施工していますが、それとは別に、ところどころ”下地補強(したじほきょう)”を入れているところがあります。石膏ボードの上から壁に何かを留め付けるところなどに、強度を高める目的で入れています。
上の写真は、図面の指示通りに下地補強を入れた様子です。何を留め付けるために入れた下地補強か、わかりますか?(答えは2枚後の写真で確認できます。)
上から石膏ボードを張ってしまうと、どこに下地が入っているかはわからなくなってしまいますね。
先ほどの下地補強は、洗面化粧台を壁に固定するためのものでした。
こちらにも下地補強を入れています。何の下地補強なのか、想像できますか?ヒントがいろいろありますね。
システムキッチンの下地補強でした!
こちらの壁には、後日、お施主様が壁掛TVと収納棚を設置する予定とのことで、構造用合板を用いて下地補強を入れました。このように面で補強を入れておくと、留め付ける位置を細かく気にせずに自由にビスを打つことができて便利です。
石膏ボードの上は和紙で仕上げられました。内装が仕上がると、壁の下地は全く見えなくなってしまい、どこに補強が入れてあるかわからなくなってしまいます。下地補強を入れてある範囲は、図面に残しておくと安心です。
重いものを壁掛けするときは、柱や間柱の上か、下地補強を入れたところにしなければなりません。家の計画を立てる時に、重いものを壁に掛ける可能性があるところをしっかり検討して、下地補強を入れておくと安心です。