（愛称）「これからを楽しむ家」の階段に、手すりが設置されました。お施主様のご希望で、片方は縦の手すり、片方は横の手すりとなっています。
横手すりは連続して移動するときに使いやすく、縦手すりは体勢を整えたり、体を引き上げたりするときに使いやすいです。この縦と横の手すりの組み合わせは、見た目にもおもしろいデザインとなりました。
2階の階段スペースまわりは、”腰壁（こしかべ）”と”横桟（よこざん）”の入ったオープン手すりで、開放的なつくりとなっています。オープン手すりは光も風も通り抜けやすいので、空気の流れを作りやすく、全館空調の家におすすめです。
縦手すりの取り付け部分は、下の方を斜めにカットしてつけてあり、角がぶつかりにくくなっています。
手すりのとなりに丸く見えるのはビスの穴の”埋木（うめき）”をした部分です。同じ素材の木でフタのようなものをつくって埋め、穴を目立たなくしています。
ななめカットした縦手すりの連続したラインがとてもきれいです。
階段の上には、もう一つ縦手すりが取り付けられました。手すりには、握りやすいように凸凹の加工がしてあります。
光と風の通り抜ける、素敵な階段が完成しました。