当たり前ではありますが、床材を張るときには、床の上には何も置いていない方が作業がしやすいです。でも、新築住宅の工事現場にはいろいろな材料や道具が置いてあるので、床の上に何も置いていない状態をつくるのは結構大変です。床材を張る前に、まず片づけをしなくてはなりません。
そんなときに役に立つのが、この力持ちの鉄パイプです。柱をしっかり挟み込んでセットしておくと、上に荷物を乗せることができます。2ヶ所に設置して長い部材などを乗せておけば、その分、床面を広く使うことができます。
(愛称)集いの家はOMソーラーの家なので、冬は太陽の熱で温められた空気が床下に送り込まれ、床面に開けた穴から室内に吹き出されるつくりとなっています。OMソーラーの床吹き出し口となる部分には、床材を張る前に穴が開けられました。
準備ができたら、床材を順番にタッカーで打ち付けていきます。そして、床材を張ったらすぐに養生シートを上から貼って、床材が傷ついたり汚れたりしないように気をつけます。
床材の長さは約4mあります。この4mの部材をどこに積んでおくかも大事です。作業しやすく邪魔ではないところ。。。この時は部屋の真ん中に積まれていました。
このように、工事中は荷物を動かしたり積み上げたりしながら、作業スペースを確保して作業を進めていきます。届いた荷物(材料など)をどこに積むかでその後の作業効率が変わってしまうこともあるので、どこに何を置くかを判断するのはとても重要なことです。