防音室

(愛称)「これからを楽しむ家」には、ピアノを弾くための防音室が計画されています。

壁と天井を張る前の防音室

はしごの向こう側は、これから防音室となる予定の空間です。壁と天井を張るための下地材が組まれています。

吸音ウール

壁と天井に石膏ボードを張り、その上から吸音ウールを充填しています。隣室側からも間仕切り壁にグラスウールを充填し、防音効果を高めています。

遮音パネル

壁と天井に遮音パネルが施工されたところです。つなぎ目には遮音テープが貼られています。

遮音パネル

遮音パネルは、このように石膏ボードの裏に突起付きの制振マットがついているパネルで、高い遮音性能を発揮できる下地材です。

オトカベ

壁の遮音パネルの上には、吸音・遮音効果のある”オトカベ”を施工します。今回は、和紙で仕上げをすることができる”オトカベ”を施工しました。

オトテン

天井の遮音パネルの上(実際には下)には、表面にリブ加工とピン穴加工が施された”オトテン”を施工します。表面は優れた吸音性能を発揮できるように作られていて、裏面は高密度の遮音層となっている天井材です。

素材の力で音をコントロールできるなんておもしろいですよね!

防音室の壁と天井

防音室に、”オトカベ”と”オトテン”が施工されました。天井はこれで完成ですが、壁はこのあと和紙で仕上げます。床は遮音マットの上に合板が張られ、無垢の床材で仕上げられています。

ピアノを心置きなく楽しむことができる防音室、楽しみですね!

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