家の床、屋根、壁ができたら、次に窓をつけていきます。(愛称)「集いの家」では、YKKapの樹脂窓(トリプルガラス)が設置されました。
窓を取り付けるところには、窓の大きさに合わせて先に水平補強材として”窓台(まどだい)”と”まぐさ”を作っておきます。”窓台”が窓の下枠を支え、”まぐさ”が窓より上の壁を支えます。
窓の下には、このような水切りシートと防水テープを施工して、万が一窓まわりから水が入り込んだとしても、下部の木材が濡れないようにしておきます。
この防水テープは伸縮性があるので、コーナー部分でも伸ばしながらしっかり張ることができます。
水切りシートの上から、窓を設置します。位置や水平を確認しながら外側からビスで躯体に留め付けていきます。この窓はガラスが3枚入っているのでとても重いです。2人がかりで落とさないように、ぶつけないように、気を付けて作業していました。
無事に窓が設置されました。この後、窓の周りに防水テープをはり、防水紙を重ねていきます。
窓の周りに取り付ける防水紙と防水テープは、サッシ周りからの雨水の侵入を防ぎ、本体の四隅からの雨水の侵入があった時に、その水を外に出してくれる働きを持っています。
窓が付くと、建物の中の快適性が一気に高まります。光は通すけれど、風は通さず、熱も音も通しにくい。トリプルガラスの樹脂サッシなのでよりその効果を感じやすいです!