玄関の土間は、室内の工事がほとんど終わり、職人さんの出入りがなくなる頃に仕上げ工事を行います。
基礎工事の時には、ドアの下枠の仕上り高さより少し下げたところに仮のコンクリート土間を打っておきます。仕上げ工事の時に、その段差分だけモルタルを塗って仕上げていくのです。
玄関土間の立上り部分のモルタルを先に塗り、そのあと仕上りの高さを測って床面にモルタルを塗っていきます。
(愛称)「集いの家」では、玄関の土間部分にお施主様が選んだ石を埋め込んで仕上げる計画です。石を埋め込む予定の土間と、埋め込まない土間の間に、ステンレスの見切りを設置して、先に石を埋め込まない土間を仕上げておきます。
石を埋め込む玄関土間部分にモルタルをぬったら、乾く前に石を配置していきます。お施主様が1つずつ、石を選びながら配置しました。
配置された石を、左官屋さんがモルタルの中に埋め込んでいきます。
モルタルが固まるまで立ち入り禁止!
養生をして固まるのを待ちます。
玄関土間の高さは、ドアの下枠と同じ高さに仕上がっています。
モルタルが乾いたら、玄関土間の完成です。
色とりどりの石が並ぶ、思い出も詰まった素敵な玄関ができあがりました。