ガルバリウム鋼板の外壁

(愛称)「集いの家」の外壁は、1階部分と南面は”そとん壁”、2階部分の東西と北面は”ガルバリウム鋼板”の外装材です。今回は、ガルバリウム鋼板の外装材を施工しているときの様子をご紹介します。

中間水切り

1階と2階の間の、そとん壁とガルバリウム鋼板の切り替え部分に、中間水切りを設置しています。見切りという役割もありますが、上部の外壁で受けた雨水などを、ここでいったん外部に排出するという大事な役割もあります。

受け材

中間水切りの上にガルバリウム鋼板の受け材を設置して、その上にガルバリウム鋼板の外装材をはめ込んでいきます。

通気胴縁

外壁に留め付けてある通気胴縁にガルバリウム鋼板の外装材を留め付けていきます。通気胴縁は通常、縦長の外装材の場合は横向きに、横長の外装材の場合は縦向きに施工します。そうすることで、外装材の継ぎ目がどこに来ても留め付けることができるようにしているのです。

下部にあるガルバリウム鋼板の受け材にはところどころ穴が開けてあるのが見えます。ここから雨水を落として中間水切りで外部に排出する構造になっています。

1枚 5,810㎜

ガルバリウム鋼板の外装材は、外壁の高さに合わせて切って施工します。外装材の長さは必要な長さを何種類か選んで手配しますが、(愛称)「集いの家」で手配した一番長いものは5,810mmと、6m近い長さでした。この細長い外装材を1枚ずつ継ぎ合わせて外壁に留め付けていくのです。

完成

(愛称)「集いの家」の北側、2階から片流れの小屋裏部分まで続くガルバリウム鋼板の外装材は、縦方向に継ぎ目はありません。縦にまっすぐ伸びるシャープなラインがとてもきれいで、スッキリとした印象の外観となっています。

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